車いすバスケットの日本代表選手キャプテンの藤井郁美選手!
迫力のあるプレーをいつも見せてくれる方ですね!
そんな藤井選手ですが、過去に3度の大病を患ったことがあるそうなんです。
大病を3度も、となると心が折れてしまいそうになりますが、どのように乗り越えたのでしょうか。
今回は【藤井郁美の病気は何?乗り越えられたのは家族や周囲おかげ?】について調べてみたいと思います。
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藤井郁美の病気とは?
藤井選手は過去に3度の大病を患った経験があります。
・右大腿骨に骨肉腫
・潰瘍性大腸炎
・乳がん
以上の病気です。
それぞれいつ頃に経験したのか調べてみました。
藤井郁美の病気1:右大腿骨に骨肉腫
藤井選手が中学3年生の頃に右大腿骨に骨肉腫ができました。
骨肉腫とはいわゆる骨にできるがんであり、これを取り除く手術をすることとなりました。
手術では右脚の大腿骨と膝関節を切除し、人工関節を装着することとなりました。
藤井選手は小学校の時からミニバスケットをされており、中学でもバスケ部として活動していましたが、手術をしたことにより今までのようにバスケができなくなってしまいました。
当時はとても悲しくてつらかったと語っていました。
バスケができないため、藤井選手はマネージャーとして活動していましたが、顧問の先生から車いすバスケットを勧められたそうです。
しかし、意外なことに始めは藤井選手は「これは自分ではやらないな」と思っていたそう。
バスケを経験していたため、取り掛かりやすそうですが当時はそうは思ってなかったということですね。
しかし20歳頃になるとまたも車いすバスケを勧められました。
しばらくして横浜でいまも活動するベテラン選手から神奈川県の女子チームに入ることを勧められ、「君なら日本代表だって夢じゃないよ」と言われて。
引用元:SUNTORY
「あ、そうなんだ。じゃあやってみようかな」って思って、20歳で本格的に始めました。
「日本代表」という言葉にまんまと乗せられたそうです(笑)
しかし実際に日本代表としてパラリンピックに出場するわけですから、そのベテラン選手の目は間違っていなかったんですね!
この病気をきっかけに車いすバスケをやるようになったということでした。
藤井郁美の病気2:潰瘍性大腸炎
続いて藤井選手を襲った病は潰瘍性大腸炎でした。
藤井選手が大学受験を控えていた高校3年生の19歳の時に突然起こりました。
原因不明の倦怠感や食欲不振が続き、病院で原因を調べたところ、大腸の粘膜に潰瘍など炎症が慢性的に起こってしまう潰瘍性大腸炎だったのです。
これはバスケ云々ではなく、生死にかかわる病気ですので相当つらかったと思われます。
その手術では大腸を全摘出されたということですので、現在はおそらくですが人工肛門を装着されているのではないかと考えられます。
骨肉腫からわずか4年で潰瘍性大腸炎になってしまいこんなに病気が続くとなると本当に当時は不安だったそうです。
短い期間で大病になるなんてメンタルもたなくなって当然ですよね…。
藤井郁美の病気2: 乳がん
そして3度目の病は乳がんです。
藤井選手は29歳で結婚をし、その後長男を出産されました。
2015年に長男に母乳をあげている時に胸に張りを感じたそうです。
しかし母乳をあげている時でしたのでそんなに気にしていなかったのですが、母乳を終えた後になるとしこりが大きくなっていったそうです。
そこでようやく病院に行った結果、乳管にガンが見つかったということでした。
この時は夫の藤井新悟さんと二人で落ち込んだようです。
母として、アスリートとして、さあこれから!というときに乳がんという厳しい現実を突き付けられ、私は愕然とするしかありませんでした。「今ここで?まだ(病気に)なる?」と。
引用元:ワコール
しかもこれまでとは違い、「子供という守るべき存在ができた状況で乳がんになるなんて……神様は残酷だな」と思いましたね。
そりゃそうですよね。15歳から車いすになる病気になり、さらには大腸全摘出になる病気になってさらにガンになるなんて落ち込まないほうが無理があります。
その後手術によって右の乳房を摘出されました。
幸い乳がんも早期の範囲だったようで、転移もなく藤井選手も安心したようです。
幸い良い先生に巡り合えたようで、不安などもある藤井選手を勇気づけたり、選手として復帰できるように応援してくれたそうです。
その結果、なんと術後10日で練習に復帰したんだとか!
すごい回復力ですね!
このように藤井選手は人生で3度の大病を乗り越えてきたことがわかりました。
これだけ病気になると色々なことを考えてしまいますし、先のことを考えると不安も襲ってくると思います。
どのようにして病気を乗り越えたのか調査してみました。
藤井郁美はどのように病気を乗り越えられたのか?
藤井選手は大病を3度も経験しましたが、どのようにして乗り越えたのでしょうか。
それはやはり家族や周囲の支えとバスケットがあったからでした。
乳がんになったときに藤井選手はこのように感じたと言います。
やっぱり、このまま夫と息子の2人を置いて死ねないという気持ちだったように思います。2人のためにも生きなければいけない。その思いが、折れそうになる気持ちを必死に支えていました。
主治医の先生の言葉も支えになりました。
引用元:ワコール
~中略~
何度も復帰させてあげたいと言い続けてくださったおかげで、次第に不安が軽減していき、「じゃあ、私は大丈夫なんだ、すぐ復帰できるんだ」という希望が持てるようになりました。
病気でしんどい時に家族のことを考えると、乗り越えるしかない!という気持ちになりますよね。
つらい時には周囲のみんなが支えてくれたからこそ、今の藤井選手があるのだと思います。
そして大好きなバスケの存在はかなり大きい物だということも伺えます。
3回の大病と戦って失望しそうになる私に、もう一度希望を持たせてくれるような、輝かせてくれる場所を作ってくれた存在であることは間違いないと思います。
引用元:ワコール
藤井選手が素敵な家族、周囲の方たち、そしてバスケがあったからこそ3度もの大病を乗り越えられたことがわかりますね。
その方たちのためにもパラリンピックではきっと大活躍してくれるのではないかと思われますね!
藤井郁美のプロフィール
それでは藤井選手のプロフィールをご紹介します。
名前:藤井郁美 (ふじい いくみ)
生年月日:1982年11月2日 (2021,8月現在 38歳)
出身地:神奈川県横浜市
競技名:車いすバスケットボール
ポジション:フォワード
所属:電通デジタル/SCRATCH
藤井郁美の病気は何?乗り越えられたのは家族や周囲おかげ?まとめ
今回は車椅子バスケットボール日本代表の藤井郁美選手の病気のことや乗り越えられた理由などについてまとめました。
・藤井郁美は「骨肉腫」「潰瘍性大腸炎」「乳がん」
・藤井郁美は家族や周囲の支え、バスケットボールがあったからこそ乗り越えられた
以上のことがわかりました。
妻としてママとして期待される藤井選手を今後も注目していきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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