日本でも「飲む中絶薬」が申請されたようです。
これが使われるようになれば、現在のような中絶手術をせずとも薬を服用して中絶することが可能になるようです。
日本では中絶手術というと金属製の器具で子宮の内容物をかき出す「掻爬(そうは)法」、もしくは管で吸い取る「吸引法」が用いられていました。
それが薬で済むのであれば女性の負担はかなり少なくなりそうですよね。
では実際この「飲む中絶薬」のメリット、デメリットは何があるのでしょうか。
今回は【飲む中絶薬のメリットデメリットは?購入方法は?】について調べてみます。
飲む中絶薬のメリットデメリットは?
中絶が薬を飲むことで可能になるとどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。
飲む中絶薬のメリット
まずはメリットを見ていきます。
・身体の負担が少ない
・費用が安価
・不安が少ない
このようなメリットがあると思われます。
まずは「身体の負担が少ない」ことです。
従来の中絶手術方法は子宮から直接赤ちゃんを掻き出す方法や吸引する方法でやられてきました。
想像するだけで身体の負担がかなりかかることがわかりますよね。
しかし、薬を飲むだけで済むというのは負担がかなり減少されるわけですね。
もちろん、副作用として腹痛や嘔吐があることもあるそうですが軽度、中程度だったそうです。
このようなことから身体への負担がかなり少なくて済むことが伺えますね。
次は「費用が安価」だというところです。
従来の中絶手術には約10万円から20万円ほどかかっていました。
しかし薬は海外の平均価格で約740円ほどだそうです。
これは薬をもらうハードルがかなり低くなっていますね。
中絶したくてもお金がないからできない、ということもなくなるかもしれませんね。
最後は「不安が少ない」ということです。
これは気持ちの部分になってしまいますが、体にメスを入れて中絶することや、高額な費用を払うことになるといった精神的な不安がだいぶ減らすことができると思います。
理由があって中絶しなくてはいけなくても、今までより不安が少なく薬を服用できるのではないでしょうか。
以上のようなメリットがこの飲む中絶薬にはあるのではないでしょうか。
飲む中絶薬のデメリット
続いてはデメリットです。
・望まない妊娠の増加
・薬の悪用
このようなデメリットが挙げられるかと思います。
まず「望まない妊娠の増加」です。
現在のように妊娠したら手術をする必要があるとなると、やはり妊娠するつもりがなければ避妊しますよね。
しかし「妊娠しても薬飲めばいいや」という気持ちになる方が男女関係なく増えてしまうと、安易に妊娠してしまう人が増えてしまうのではないでしょうか。
そういう考え方になる方が実際増えてしまわないかという懸念はありますよね。
続いては「薬の悪用」です。
この薬の処方がどのような形でされるかはまだわかりませんが、もし市販されたりするようなことがあれば悪用されかねません。
あってほしくありませんが、妊娠していることをよく思わない方が、妊娠してる方に対して薬を飲ませるようなことをしたり…。
そのように間違った使い方をする人が出てこないとは言えないんですね。
しかしそんな簡単には薬が手に入らないようになると思います。
ただデメリットとしては上記のようなことも考えられます。
飲む中絶薬の購入方法は?
飲む中絶薬の購入方法は現在わかっておりません。
ただおそらくは産婦人科などできちんと医師に処方してもらい服用ができるのかと思います。
悪用されないために、病院内で服用する可能性もありますね。
少なくともそう簡単に購入できたりする薬ではないでしょう。
飲む中絶薬に対する世間の反応は?
それでは飲む中絶薬に対する世間の声を見ていきます。
様々な声がありますね。
こういった話題にはどうしても賛否両論がありますよね。
ただ、どうしてもやむを得ない事情があり中絶するかたもいらっしゃいます。
そういう方が身体の負担が少なく中絶することができるようになるのであれば承認されて使えるようになると良いですね。
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