自衛隊の自動小銃の殺傷能力は?犯人に殺意はあったのか?

岐阜市にある陸上自衛隊・日野基本射撃場で銃乱射事件が起こりました。

犯人は自衛官候補生の18歳の男性と判明しておりその場で逮捕されました。

被害者は3人いて2人が死亡、一人が重傷ということです。

犯人の候補生は射撃訓練中に自動小銃を使い3人を撃ったそうです。

自衛隊という特異主な環境で銃を使って人を殺める…組織としてあってはならないことが起きてしまったという印象ですね…。

この事件を聞いて個人的に気になった点があります。

・自動小銃ってどんなもの?
・自動小銃ってどのくらい殺傷能力があるの?
・乱射って何発くらい撃ったの?
・被害者はどこを撃たれたのか?
・犯人は殺意があったの?

以上です。

そもそも自動小銃というものがききなれなかったのですが、一般的なイメージの銃とはどのように違うのかなど気になるんですね。

そこで今回は…。

・自衛隊の自動小銃の殺傷能力は?
・犯人に殺意はあったのか?

以上について調べてみたいと思います。

スポンサーリンク

自衛隊の自動小銃の殺傷能力は?

2023年6月14日に岐阜市にある日野基本射撃場で銃乱射事件が起こり3人が死傷する事件が起こりました。

犯人は凶器となった自動小銃で3人を撃ったということがわかっています。

自衛隊員が訓練で使用する自動小銃とはいったいどのような銃なのでしょうか。

個人的に銃のことなんてさっぱりなので、自動と書いてあると「勝手に弾が出るのかな?」とか「連射できるのかな?」といろいろ考えてしまいました。

実際に自動小銃とはどんなものかまず見ていきましょう。

自動小銃(じどうしょうじゅう、英語: Automatic rifle)は、発射時の反動・ガス圧などを利用した機構により弾薬の装填・排莢が自動的に行われる小銃である。狙撃銃や対物狙撃銃を除いた現在の軍用小銃は、一般に自動小銃である。

装填のみが自動で、発射は一発ずつ手動で引き金を引く半自動小銃(セミオート)と、引き金を引けば装填・発射がともに自動で連続する全自動小銃(フルオート)に分けられる。通常、全自動小銃は単発、全自動の切り換え機能を有する。また、軍での運用では、全自動小銃であっても単発射撃、または2発 – 3発の制限点射射撃を基本とする。

引用元:Wikipedia

ちょっと難しいですね…読んでもわかりにくいのですが、簡単に言うと引金を引くだけで弾が装てんされ、連発できる銃ですね。

引金を引いている間連続発射される全自動式と、発射のたびごとに引金を引きなおす半自動式があるようです。

よく警察官が持っているような一発ごと撃つ銃とは違い連射できる小銃ということですね。

そして現在日本の自衛隊で主に使用されている自動小銃が「89式5.56mm小銃」というものです。

引用元:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/gas/machinegun/470

89式5.56mm小銃(はちきゅうしき5.56ミリしょうじゅう、英: Howa Type 89 Assault Rifle)は、自衛隊が制式化した自動小銃である。1990年代以降、陸上自衛隊の主力小銃となっている。

引用元:Wikipedia

主に自衛隊の中では「ハチキュウ」と呼ばれているんだとか。

この自動小銃は陸上自衛隊だけではなく、海上保安庁や警察の特殊部隊(SAT)などでも採用されているメジャーな小銃なようですね。

まだ判明はしていないですが、今回の候補生が使用したとされる自動小銃もこのハチキュウの可能性が考えられます。

ではこのハチキュウの殺傷能力はどのくらいなのでしょうか。

高速で撃ち出される5.56mm弾による銃創(銃弾による傷)は腕に命中すれば骨を砕き筋肉を裂くほどの威力になります

引用元:https://rikuzi-chousadan.com/soubihin/zyuukaki/89_556.html

命中すれば骨を砕き筋肉を裂くほど…だそうです。

もうこれを読むだけで殺傷能力は充分だということが伺えます。

しかも基本的に連射できる銃なので狙われたら一発受けるだけでは済まないでしょう。

犯人は何発弾を撃ったのかについては判明していませんが、報道では「乱射」となっていることから4,5発程度では済んでいないと思われます。

引金を引いた状態で人に向けて10発以上は撃ったのかもしれないですね。

実際に3人死傷していますが、撃たれた部位も気になります。

一人は重傷ということですので、胸や頭など命の危険がある場所には撃たれていないと想像できますが、亡くなった二人はもしかしたら胸や腹などに銃弾を浴びてしまったのかもしれません…。

本当に恐ろしい事件ですね…。

※追記

犯人の候補生が撃った弾数は4発だと判明しました。

候補生が狙っていた52歳の教官には胸へ2発、死亡した25歳にはわき腹を1発、重症の25歳には太ももへ1発撃ったそうですね。

きちんと狙いを定めて52歳の教官の胸を狙ったということでしょう。

犯人に殺意はあったのか?

これだけ殺傷能力のある連射できる自動小銃を人に対して撃つということは、もしかしたら殺意はあった可能性が考えられますよね。

まだ動機については不明ですが、人に対して銃を向けるという行為は少なからず相手に対してなにかしらの気持ちを持っているのではないかと…。

訓練を3ヶ月くらいしてきた中でこの銃の殺傷能力や威力はわかっているはずですので、その銃を人に向けるという行為は殺意が伺えるのではないかなと。

犯人と被害者の関係は上司、先輩と後輩になりますが、この犯人が先輩に対して何か憎しみなどがあったのかもしれません。

自衛隊の訓練は並大抵の精神ではできないですので、よほど厳しい環境になることはわかります。

そうなると自身の精神的にもなにかしら支障をきたし始めたりしたらどのような行動をとるかわからないですよね。

もちろん、ほかにも興味本位という可能性もあるので一概には言えませんが全くの殺意がなかったといわれる方が恐怖を感じるくらいですしね。

殺人容疑での逮捕されていますので、今後の捜査がどうなるのか気になりますね。

※追記

犯人の候補生が「殺意があった」と自供しているようですね。

教育係の上司にどのようにして殺意を持ったのか…厳しすぎる…とかなのか今後の供述も気になりますね。

続報によると候補生は「52歳の教官が狙いだった」と供述しているようです。

52歳の教育係だった方は亡くなったのですが、犯人となにかトラブルがあったのでしょうか。

パワハラとかも考えられるのかもしれませんね。

となると巻き込まれた他の2人のことを思うとつらいですね…。


犯人の動機についても気になる方はチェックしてみてくださいね。
↓↓


コメント

SNSフォローボタン

faiをフォローする
タイトルとURLをコピーしました